守護霊―それはあなたを見守り導いてくれる霊的な存在です。
私は占いが好きで、人生の重要な選択の際には、判断の材料としてどちらかというとスピリチュアルな占いを利用します。
先日占いを利用した時には、「前世」を占ってもらおうと思っていましたが、ついでに「守護霊」も占ってもらうことができました。
そして驚くべきことに、自分の守護霊について教わったことで、思いがけず自分の好みや価値観の裏に潜む理由を深く理解することができたのです
今回は、そんな「守護霊」を知ることの魅力について、具体例を交えてお話していきたいと思います!
守護霊とはどんな存在?宿り主の「使命」の実現をサポートする見届け人
「守護霊」を知ることの効用について述べる前に、そもそも「守護霊」とはどんな存在なのかについて確認しておきましょう。
私が思う「守護霊」に最も近い説明を、以下に引用します。
そもそも、守護霊って何?と思われる方も多いと思いますが、守護霊は、私たちにとって都合よく守ってくれる存在ではなく、私たちが今世での使命を果たすために、今世においてサポートする役目を持ち地上へ降りてきて、さまざまな悩みや困難から光の道へ導いてくれるのが守護霊です。
「気づき」などは典型であり、ふとひらめくようなことも、守護霊がサインを送ってくれているという事もあります。守護霊は物質に惑わされず、魂のみで判断します。魂を磨くための試練や、課題を提供することもあります。時には、ご褒美をくれることもあるのですよ。
――守護霊が強い人の特徴22個!あなたは守られている?! より引用
「守護霊」は、宿り主を見守る存在です。
「守護霊」という名前から、常に私たちを守り助けてくれるようなイメージがあります。
ですが、必ずしも楽しいことやうれしいことばかりを与えてくれるわけではありません。
時には、苦しい試練や課題をも私たちにもたらす存在なのです。
なぜ、「守護霊」が時に私たちに苦しい試練を与えるのでしょうか?
その理由は、宿り主が現世での「使命」を果たせるようにするため、です。
「輪廻(りんね)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
輪廻とは、簡単に言えば、私たちが繰り返し生まれ変わることを意味する言葉です。
私たち人間は、肉体的に死んでしまっても、魂まで死ぬわけではありません。
魂は、時代を変え、宿る肉体を変えて、何度も「生」と「死」を繰り返すのです。
そして、魂が一度新たな肉体に宿り生を受ければ、その生で果たすべき「使命」を持ちます。
そして、守護霊は、宿り主がこの「使命」を果たすためのサポートをする存在なのです。
人は、「快楽」ばかり追求していては、成長することができません。
楽しいことやうれしいことばかりでは、なかなか魂のレベルを高めることができないのです。
快楽だけでなく、人は時には「つらいこと」や「苦しいこと」を乗り越えることで成長し、魂のレベルをより高めることができます。
そして、人がそれぞれに持つ「使命」は、そう簡単に果たせるものではありません。
「苦難」や「試練」を乗り越え成長することで、「使命」を実現することができるのです。
つまり、守護霊が時に「試練」や「課題」をももたらすのは、ひとえに私たちの「使命」の実現を願ってのことなのです。
そのため、自分の前に困難や試練が立ちはだかったとしても、悲観的にばかり捉えるのではなく、次のステップへと進むための「課題」として捉えることが、より善く前向きに生きるためのひとつのコツです。
守護霊を占ってもらって自分の好みや価値観への理解が深まった
ここまで見てきたように、「守護霊」とは、宿り主の使命の実現をサポートする「見届け人」のような存在なのですね!
では、「守護霊」という存在の意義をふまえた上で、実際に私が占ってもらった内容を、占い師視点の語り口で見ていきましょう。
あなたの守護霊は、割と特別な存在。 ただ憑いて見守っているだけの守護霊もいれば、強く干渉できる守護霊もいる。 そして、あなたには、後者の守護霊もついている。 その守護霊の正体は、「敬虔なクリスチャンであるイタリア人の女性オペラ歌手」。 舞台での活動だけでなく、キリスト教の精神に基づいて広く周りの人たちの背中を押し、前へ進むための心のサポートしてきた、そんな人物のようね。
以上のような「私の守護霊」さんの話を聞いて、深く深く納得してしまいました。
というのも、この「守護霊」さんのあり様が、私の生き方や価値観にとても大きく影響しているのを強く感じることができたからです。
たとえば、以下のような点で守護霊さんの影響を色濃く感じました。
●なぜかキリスト教に強いシンパシーを感じてしまうこと
●人の背中を押すことに生きがいを感じること
●音楽に強い思い入れがあること
●女性ボーカルのバラードが好きであること
私の性別は男性です。
しかしながら、昔から女性ボーカルの切なくなるようなバラードが好きで好きでたまりません。
男声の歌になぜかあまり魅力を感じないのです。
カラオケに行っても、ほとんど女性ボーカルの歌ばかり歌ってしまいます。
ELTやいきものがかり、KOTOKOさんなどが大好物です。 なぜ男なのにこんなに女性ボーカルばかり好きになってしまうのだろうと疑問に思うこともありました。
そして、自分の「守護霊」が「女性オペラ歌手」であることを教わり、あ、そういうことなんだと自分の中で腑に落ちました。
女性の声で音楽を届ける人生を送り届ける人生を送った「守護霊」さんが見守ってくれているからこそ、女性ボーカルの音楽に深く共感してしまうのだな、と。
実は、それまでは男性ボーカルにあまり興味を持てない自分に少し引け目を感じることもありました。
しかしながら、「女性オペラ歌手」が見守ってくれているという事実を知ってからは、女性ボーカルにばかり傾倒する自分を心から受け入れることができるようになりました。
●なぜかキリスト教に強いシンパシーを感じてしまうこと
続いて、私はなぜか「キリスト教」というものに強いシンパシーを感じてしまいます。
転職を考えたときにはなぜかミッション系の学校に強く惹かれてしまいますし、キリスト教系の施設に入った時に、なぜか心が澄んで落ち着いた気持ちになれます。
でも、私の人生はキリスト教徒は何も関係がありません。 何の宗教も信仰していませんし、実家の宗派も(全然敬虔ではない)普通の仏教系宗派です。
全体的な宗教の入門本なども読んだことがありますが、その後に興味を持って読み進めたのは、なぜか「聖書」だけでした。
この、「キリスト教」だけに感じる謎のシンパシーについても、これまで全然思い当たる理由が見当たりませんでした。
ところが、今回の占いの内容を受けて、「守護霊」さんが「敬虔なクリスチャン」であったことを知り、これまた深く納得することができました。
キリスト教と深い縁があった方が見守ってくれているからこそ、自分はキリスト教になんとなく惹かれてしまっているんだろう、と。
それからは、やはり何となくキリスト教の存在が気になってしまうので、キリスト教の教義や言葉などについて時々ぼんやりと調べたりしています。
●人の背中を押すことに生きがいを感じること
私は、周りの人が人生に迷っていたり、一歩を踏み出せずにいたりすると、ついつい解決するまで労力を惜しまずサポートしています。
でも、しばらく経ってから「あの時背中を押してもらえたから今は充実しているよ」のように言ってもらえたりすると、生きがいさえ感じてしまいます。
このように、ついつい人の背中を押してしまうことに熱心になってしまう性格も、やはり「守護霊」さんの影響を強く受けているのだろうと感じました。
キリスト教の根幹にある「利他の精神」に基づき、他者の人生を後押ししていた女性に見守られているからこそ、他人が前に進むことに対して大きな価値を感られるのでしょう。
蛇足ですが、私が聖書の中で最も印象に残っているのは、ペトロの手紙(一)の「あなたがたはそれぞれ、賜物を授かっているのですから、神のさまざまな恵みの善い管理者として、その賜物を生かして互いに仕えなさい」という言葉です。
それぞれの人が、それぞれに与えられた能力や環境を最大限に活用して、お互いに奉仕し合い全体としてより善い社会をつくっていくことが理想ですね!
●音楽に強い思い入れがあること
最後に、私はクラシックなどの音楽に強い思い入れがあります。
もちろん母親がピアノ講師であることも強く影響しているとは思います。
しかしながら、親元を離れた今こそ、音楽に対して強い情熱を感じられているのも確かです。
実は、現在音楽に強い所縁のある職場に勤務していますが、転職活動をするときに音楽にk関われることを想像すると、謎の高揚感があったのをいまでも鮮明に覚えています。
今の職場で働くようになってからは、ほぼ毎日ピアノを弾いていますし、音楽学習サイトをつくることに夢中になっています。
このような、音楽に対する情熱は、母のもとでピアノを聴いて育ってきたという理由だけでは説明がつきません。
これも、私の「守護霊」さんが音楽をライフワークにしていたことを考えれば、大いに納得できます。
自分自身の性格や価値観を深く理解するために、「守護霊」占いは大きなヒントになり得る
ここまで見てきたように、私は「守護霊」の占いを受けたことで、自分がなぜ女性ボーカルに思い入れがあるのか、なぜキリスト教にシンパシーを感じてしまうのか、といった生き方のルーツを知ることができました。
占い師さんも言っていましたが、「守護霊」にはたくさんの種類があり、「守護霊」から受ける影響も人によって千差万別です。
ですが、誰しもが少なからず、自分の性格や価値観に「守護霊」からの影響を受けているのだと私は思うのです。
「守護霊」も、あなたの人格を形成する、あなたの一部です。
「守護霊」について知ることが、ひいてはあなた自身のルーツを知ることにつながります。
もしご興味があれば、ぜひあなたも自身の「守護霊」について占ってもらってみてはいかがでしょうか?
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