コンセプトの作り方は?テーマとの違いを意識したコンセプト・メイキング

コンセプトの作り方のイメージ画像 エッセイ

「どんなコンセプトでやっていこう?」ビジネスや発信をしようと思ったら、一度は向き合わざるを得ない課題です。

コンセプトとは、簡単に言ってしまえば自分の選んだ事業やメディアが扱う商品やテーマなどの”見せ方”に関わる部分です。

いくら扱っている商品やテーマが優れていても、切り口ひとつで消費者や視聴者にどれだけうまく浸透させられるかが全然違ってきます。

コンセプトは、事業やメディア運営の要と言っても過言ではないのです。

そこでこのページでは、以下のようなテーマについて考えていきたいと思います。

    • コンセプトを作る目的は?
    • コンセプトとは何か?
    • コンセプトの作り方は?

コンセプトを作る目的は?何のために作るのか

コンセプトについて検索しようとすると、「コンセプト 意味」「コンセプト 作り方」「コンセプト 目的」といったワードの他に、「事業コンセプト」、「商品コンセプト」、「ブログ コンセプト」などのキーワードで検索されていることがわかります。

ブログや商品、事業などに共通して言えることは、見る人や買う人など、訴求すべき相手がいるということです。

この点を踏まえると、コンセプトを作る目的というのは、商品やサービスなどについて、「どうしたらより魅力的に他者に訴えることができるか」という問いに自分なりの回答を出すことであると言えるでしょう。

事業であれば「何を提供しているのか」、商品であれば「どのような価値を提供するのか」、ブログであれば「どのような情報を届けるのか」。

コンセプトを明確にすることで、相手はあなたから何を受け取ることができるのかがわかるのです。

コンセプトとは何か?

上述のコンセプトを作る目的をふまえると、コンセプトとは「他者により良くより広く訴えるための商品やサービスなどの見せ方(魅せ方)」であると言えます。

さらに一歩踏み込んで考えると、コンセプト・メイキングとは「自分の行動の先にいる相手に提供できる価値を言葉にすること」と言い換えてもいいかもしれません。

扱う商品やサービスの内容や特徴などには、様々な側面があるものです。それらは、どのようにしたら相手により魅力的に映るのでしょうか?

次の章では、コンセプトの具体的な作り方を、「コンセプトとテーマの違い」という切り口から見ていきたいと思います。

「テーマ」との違いから見る「コンセプト」

「コンセプト」について議論される際には、よく「テーマ」とどう違うのかという問いがついてきます。

テーマは日本語にすると「主題」です。これは、定義するより具体例を出した方がわかりやすいと思います。

たとえば、「英語」、「音楽」、「ブログ」などです。これから取り扱っていく大まかな題材=What?ととらえていただくといいと思います。

一方で、コンセプトはテーマの切り取り方まで踏み込んで考えたものです。

インターネット上では、しばしば「テーマ + 切り口」という風に表現されています。これは、相手に訴求するためのHow?を考えると言い換えてもいいでしょう。

たとえば、先ほどの「英語」というテーマをコンセプトまで落とし込んでみましょう。今回は、ブログのテーマという前提で考えてみたいと思います。

  1. 働きながらTOEIC900点をとるための英語勉強法
  2. 現場実況!フィリピンの英語
  3. 英語で異性を口説く方法

上の3つの例は、同じ「英語」をテーマに扱っていても、全然印象が違います。

1であれば「社会人が働きながら英語を学ぶ方法」を、2であれば「フィリピンで使える英語」を、3であれば「英語圏の恋人を作る方法」を、それぞれ学ぶことができそうです。

そして、同じ「英語」というテーマであっても、それぞれの切り口に対して興味・関心の度合いが異なることがおわかりいただけると思います。

このように、同じテーマを扱っていても、切り口を変えることで相手への伝わり方が全く異なるのです。

なので、コンセプトメイキングで悩んでいる方は、自分が扱いたいテーマをどのような角度から見れば相手がおもしろいと思ってくれるのかを考えてみると、自分なりの答えに近づくことができるかもしれません。

そもそもテーマを何に設定しようか迷っている方は、迷っている複数のテーマについて、それぞれ自分ならどのような切り取り方で相手に訴えることができるのかを考えてみると、どのテーマで勝負できそうか見えてくるのではないでしょうか。

同じテーマの競合を意識したコンセプト・メイキング

最後に、コンセプトを作る上で念頭に置いておきたいのが「競合」の存在です。

そもそも、あるテーマを扱っている人が自分だけであったら、そのテーマをコンセプトにまで落としこまなくても、相手に訴えることができるからです。

たとえば、ブログを始める際に、先ほどの「英語で異性を口説く方法」という切り口にたどりついた場合で考えてみましょう。

検索してみると、同じような切り口で書いている人(=競合)が見つかりました。このような場合には、どうしたらいいでしょうか。例として、以下のような解決策が考えられます。

  1. 内容の深さで勝負する
  2. 切り口をずらす
  3. さらに切り口を追加する

以上の3つの考え方について、それぞれ簡単な例を見ながら確認していきましょう。

内容の深さで勝負する

競合に勝つためのコンセプト・メイキングの1つ目の切り口は、「内容の深さで勝負する」ことです。

これは文字通り、競合の商品やサービスを上回るものを提供する戦略を指します。

「内容の深さで勝負する」選択肢をとるのに適しているのは、相手の商品やサービスより自分の商品やサービスの方が質や量などの点で勝っていると判断できる場合でしょう。

「英語で異性を口説く方法」の例で考えると、競合はまだ英語で口説いた人数が推定10人ほどですが、自分は100人切りを達成している場合であれば、より突っ込んだテクニックを発信することができる可能性が高いと判断できます。

切り口をずらす

コンセプト・メイキングの2つ目の戦略は、「切り口をずらす」ことです。これは、テーマの切り取り方を変えてみようという考え方です。

戦いがドロドロのレッドオーシャンになりそうな場合には、この「切り口をずらす」選択肢が有効です。

「英語で異性を口説く方法」の例で言えば、英語で好きな人と付き合うための正統派な恋愛の記事がたくさんあることがわかった場合には、「英語でワンナイトラブを決めるための必殺フレーズ」のようにより本能的な切り口にすることで、競合との無用な戦いを避けられる可能性が高まります。

さらに切り口を追加する

また、自分と競合のコンセプトに別の切り口の違いが見出せるのであれば、「さらに切り口を追加する」という方法が考えられます。

「英語で異性を口説く方法」の例で考えると、競合は英語で熟女を中心に口説いていることがわかった場合には、「オタクを口説くための英語術」=英語×口説く×オタク(ターゲット)のように、さらに切り口を追加してあげると競合の読者とは異なる層を読者として獲得できると考えられます。

競合と差別化するためには、複数の切り口をかけ合わせるのが効果的、ということですね!

コンセプトの作り方はテーマの切り取り方を考えること

以上をまとめると、コンセプトとは相手にの心に訴えるための自分の魅せ方であり、コンセプトメイキングの目的は、訴求する相手への魅せ方に自分なりの回答を出すことです。

そして、コンセプトを作る方法とはすなわち、扱うテーマの切り取り方を考えることです。

この時に、競合と比較して自分はどのように相手に訴えるのかを意識することがポイントです。

ただ、テーマをコンセプトにまで昇華させるための切り口を見つけるのは簡単なことではありません。

最初はなかなかコンセプトを具体的に定めることができないかもしれませんが、まずは始めて見ることが大切です。

実際にやってみると、アウトプットしたものに対するフィードバックを得ることができます。

そのようなフィードバックを受けて改善を繰り返していくことで、自分が持つ資源(知識・経験・お金・人間関係など)と市場とがクロスする部分が明確に見えてくるようになるものです。

常に自分のテーマに対する切り取り方(=コンセプト・メイキング)の視点を持ちながら、実際に試して試行錯誤を繰り返すことで、自分ならではのオリジナルなコンセプトを作り上げていきましょう♪

コメント

タイトルとURLをコピーしました